胡蝶蘭にはどんな品種があるの?色ごとの代表的な品種も紹介

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ひとえに胡蝶蘭といってもその品種や色はさまざまです。

この記事では各色の胡蝶蘭の代表的な品種を紹介します。

1.胡蝶蘭にはさまざまなサイズがある

胡蝶蘭の品種の中にもさまざまなサイズがあり、華やかな大輪の胡蝶蘭から置き場所を選ばない小輪までバリエーションが豊富です。

それぞれの大きさの特徴について解説します。

1-1.大輪の胡蝶蘭

大輪の胡蝶蘭は花の大きさが11~15cmあるので飾るスペースがある程度広い場合に最適なサイズです。

また、その大きさからとても華やかなため開業祝いや開店祝いなど、ビジネスに関するお祝い事にプレゼントとして適しています。

一方でその大きさから一般家庭へのプレゼントとしては少し大きすぎるため、一般家庭への胡蝶蘭のプレゼントを考えている方は、次に紹介するミディ(中輪)サイズか小輪サイズを選びましょう。

1-2.ミディ(中輪)サイズの胡蝶蘭

ミディ(中輪)サイズの胡蝶蘭は花の大きさが3~6cm程度で、大輪よりも小ぶりの花をたくさんつける可愛らしい花として人気です。

大輪の胡蝶蘭よりも花だけでなく全体的なサイズ感も小さいので、一般家庭へのプレゼントや飾る場所が狭いお店への開業祝いなどにも適しています。

価格も1万円以下のものからあるので、気軽に胡蝶蘭を贈りたい場合におすすめできます。

1-3.小輪サイズの胡蝶蘭

小輪の胡蝶蘭は、花の大きさが2~4cm程度の小さめの胡蝶蘭です。

小さく飾りやすいサイズなので住宅用やお土産用の利用が多いと言われています。また個人へのプレゼントとしても、とても送りやすいサイズです。

小輪サイズの胡蝶蘭は1000~3000円ほどで売られているので、価格の面でも気軽に購入できます。ちょっとしたプレゼント用はもちろん、自分で買って自宅に置く場合にも最適です。

2.色ごとの胡蝶蘭の代表的な品種

2-1.白色の胡蝶蘭

胡蝶蘭の中でも、もっともオーソドックスでどんなシーンでもプレゼントとして喜ばれる色です。

白の胡蝶蘭には「清純」という花言葉があります。「清純」という言葉がぴったりの透き通るような白は、結婚式の白無垢やウエディングドレスを思わせることから、結婚式のお祝いに選ばれることも多くあります。胡蝶蘭は花が安定して長持ちであることから、幸福も安定するという意味も込められているのです。

また、中央にリップと呼ばれる唇のような赤色が入った赤と白の胡蝶蘭は、縁起物として好まれているようです。

白色の胡蝶蘭の代表的な品種には「アマビリス」や「ヴィーナスポット」などがあります。

白色の胡蝶蘭についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

2-2.ピンク色の胡蝶蘭

レッド・ピンクの胡蝶蘭には特別な花言葉が!「あなたを愛します」という意味があるのです。つまり愛情を伝えるときにぴったりの色なのです。さまざまな愛を伝えることができる胡蝶蘭として注目を集めています。

そのような花言葉があるのでお世話になっている女性や母の日にお母さんへのプレゼントとして喜ばれます。

ピンク色の胡蝶蘭にもさまざまな種類がありますが、「ジェルフラワー」や「ヴィーナスピンク」などが人気の品種です。

ピンク色の胡蝶蘭についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

2-3.黄色の胡蝶蘭

黄色の胡蝶蘭は、その色のイメージから金運上昇や商売繁盛にご利益があると言われています。風水的な観点では西に黄色の胡蝶蘭を置くといいとされています。

縁起の良い贈り物として、公演祝いや開店祝いなどに人気のカラーです。

黄色の胡蝶蘭では、『サンライズスター』という品種が代表的。そのほかにも淡い黄色が美しい『ゴールデンエイジ』や、鮮やかな『ライムライト』など、色の濃淡も多様なバリエーションがあります。

2-4.紫色の胡蝶蘭

紫色は、東洋でも西洋でも、古代より高貴な色として重んじられてきました。飛鳥時代に聖徳太子が定めた冠位十二階では、紫色は最高の位をあらわす色です。

そのような歴史的背景による地位の高さを象徴していることから、尊敬の気持ちを込めて紫色を選ぶとも言われています。

日頃の感謝の心を紫の胡蝶蘭に込めて贈ると、気持ちが伝わり、とてもおすすめです。

紫色の胡蝶蘭といえば「満天紅」「ピンクハロー」「ピンクホンリンローズ」といった種類が有名です。

紫色の胡蝶蘭についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

2-5.青色の胡蝶蘭

青色の胡蝶蘭はとても貴重な種で、白い胡蝶蘭を特殊な技術で花びらを内側から青く染め上げている「ブルーエレガンス」と遺伝子組み換えによる品種改良から生まれたものしかありません。

希少なため流通数も現状はとても少なく、お店への入荷数も少ないため購入できる機会はなかなかありません。

青色の胡蝶蘭についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

各色ごとの胡蝶蘭の代表的な品種を紹介しました。

どんな胡蝶蘭を贈ろうか迷っているという方はこの記事で名前が挙がった胡蝶蘭を選んでみてはいかがでしょうか。

胡蝶蘭はいまも品種改良が施され、今後もまだまだ新しい色や増えていくのではないでしょうか。