胡蝶蘭の「アマビリス」はどんな品種?育て方のコツなども解説!

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胡蝶蘭の中でもよく聞く品種の一つに「アマビリス」という品種があります。

アマビリスとはいったいどのような品種なのでしょうか。

この記事では白くてきれいな胡蝶蘭のアマビリスについてやその育て方について紹介します。

1.胡蝶蘭のアマビリスとは?

アマビリスとは胡蝶蘭の原種です。野生のアマビリスは主に熱帯雨林などの湿度が高い場所で自生しています。

胡蝶蘭は一般的には寒さや乾燥に弱い植物なのですが、アマビリスは乾燥に強く丈夫な胡蝶蘭なので育てやすい胡蝶蘭とされています。

1-1.アマビリスのサイズは中輪(ミディ)サイズ

胡蝶蘭の花のサイズには「大輪」「中輪(ミディ)」「小輪(マイクロ)」アマビリスの花のサイズは4~5cmと大輪サイズよりも小ぶりの中輪(ミディ)サイズに該当します。

大輪と比べてあまりスペースを必要としないため、家庭内に置く場合にも嬉しいサイズです。

また大輪に比べると花持ちも良く、育てやすいのでおうちで育てる胡蝶蘭にはうってつけともいえます。

1-2.大輪の胡蝶蘭はアマビリスから生まれた

現在の贈答用などで贈られる大輪の胡蝶蘭はアマビリスの大きな花びらのものを選定し、それを交配して生まれています。

アマビリスは現在流通している大輪の胡蝶蘭の基礎となった原種といえます。

2.アマビリスの育て方

アマビリスも胡蝶蘭なので一般的な胡蝶蘭の育て方とまったく違いはありません。

胡蝶蘭を育てる上でのポイントは3つあるので紹介します。

2-1.水のやりすぎには要注意

胡蝶蘭の根は湿気に弱く、ジメジメしている状態が続くと「根腐れ」を引き起こしてしまいます。

そのため水やりはバークや水苔などの植え込み材を手で触って完全に乾いているのを確認してから、あげるようにしましょう。

頻度でいうと10日から20日に1回ほどの水やりの頻度で大丈夫です。

水をあげたあと、受け皿に水が溜まっている状態が続くとこれも根腐れの原因になるので受け皿の水は捨てましょう。

2-2.直射日光が当たらないようにする

胡蝶蘭は直射日光にとても弱いです。直射日光に当たると「葉焼け」になり、緑の色素が抜けたように白くなったり焦げたように黒くなります。

こうなると焼けてしまった部分を清潔なハサミを使って切除する必要があるので、胡蝶蘭は直射日光の当たる場所には置かず、

窓際のレースカーテン越しなど、直射日光が当たらない明るいところに置きましょう。

2-3. 10度を下回るような寒い場所に置かないようにする

胡蝶蘭は熱帯雨林を原生地のため寒さにはとても弱いお花です。

そのため15度から25度の気温が好ましいです。

冬などは日中はカーテンレース越しの窓際に置き、夜は窓際から離しておくようにしましょう。

冬の窓際はとても冷えるため注意が必要です。

3.アマビリスはプレゼントにおすすめ!

3-1.プレゼントに適したサイズ

アマビリスは大輪ほど大きくなく、気軽に置けるサイズなので場所を選ばず自由に飾ることができます。

またどんなテイストの空間にもなじみやすい清潔感のある白色も、場所やシーンを選ばず贈りやすいポイントですね。

3-2.シーンを選ばないギフトに

胡蝶蘭には『幸福が飛んでくる』という花言葉を持つお祝い事にぴったりの花です。さまざまなお祝いのシチュエーションに向いています。

アマビリスはサイズがコンパクトで贈りやすいため、誕生日祝いや母の日など、ささやかにお祝いする場合のギフトとしても好まれています。もちろん、華やかさもありますので、盛大に祝う結婚祝いなどにも最適です。

まとめ

胡蝶蘭のアマビリスという品種について紹介しました。

きれいな白色のお花はどんな方に送っても喜ばれるプレゼントになります。

自分で育てる際も、基本を忠実に守れば枯れることはないので、ぜひアマビリスを育ててみてはいかがでしょうか。