創立記念のお祝いに贈るお花は白い胡蝶蘭がおすすめ!贈るときの注意点なども解説

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お世話になっている取引先の創立記念日には、お祝いの気持ちを込めてお花をお贈りすると非常に喜ばれます。ただし、どのお花を贈れば良いのか、贈るタイミングやどのようなことに注意しなければならないのか迷う方も多いでしょう。

今回は、大切な取引先の創立記念におすすめのお花とタイミング、注意点や立て札などについてご紹介します。

1.創立記念に贈るお花は白い胡蝶蘭がおすすめ

創立記念日は、会社にとって非常に大切な日です。良好なビジネス関係を築いていくためには、お祝いの気持ちを込めてお花をお贈りしましょう。お花の種類はたくさんあるため、選び方に迷う方が多くいますが「白い胡蝶蘭」を選べば間違いありません。

胡蝶蘭は「幸運が飛んでくる」という花言葉を持っており、非常に縁起が良い花として知られています。そのため、創立記念などの大切な日のお祝いに贈ると喜ばれる種類です。

ピンクや黄色など色の種類もたくさんある胡蝶蘭ですが、特にビジネスシーンでは清楚な白を選ぶと良いでしょう。白色の胡蝶蘭は、大事な取引先の新しいスタートや商売繁盛などの気持ちが込もったお祝いになり、大変喜ばれます。

一般的な胡蝶蘭の相場は20,000〜30,000円ほどで、3本立ちや5本立ちの胡蝶蘭を贈ります。取引先との関係性によっては予算が高額になる場合もありますが、奇数の本数にこだわった白い胡蝶蘭をお贈りするのがおすすめです。

  • 3本立ち……バランスが良く、美しい見た目です。
  • 5本立ち……花自体が大きく見栄えが非常に良く、豪華さやボリュームがある本数です。
  • 7本立ち……10周年などの大きな節目におすすめです。華やかで高級感があります。

例えば、5周年であれば5本立ちを贈るなど、節目の年数に合わせて贈るなどの工夫をするとさらにお祝いの気持ちが伝わります。

胡蝶蘭

2.創立記念のお花を贈るタイミング

創立記念日は、伝統のある企業などの場合、大きな節目となり盛大にお祝いをすることがあります。10周年や20周年などで式典や祝賀会が開催される場合は、お祝いのお花は会場へ届くように手配しましょう。式典や祝賀会などが開催されるのであれば、開催日当日ではなく、前日までに届くようにしておきます。

式典などを行わない取引先の場合は、創立記念日の1週間ほど前から当日までに届けます。会社によっては、創立記念日を休日にしていることもあるので、事前に営業日などを確認しておくと安心です。

創立記念日が終わってから、お花が届いてしまうと迷惑になる可能性があります。届ける日をしっかりと確認してからお花を手配することが重要です。

また、1周年や3周年、5周年といったように縁起が良いとされる、奇数の年に贈ると良いでしょう。

胡蝶蘭

3.創立記念の立て札・メッセージカードの書き方

取引先の創立記念など、ビジネスシーンでのお祝いごとには立て札をつけるのがマナーです。立て札には、誰から贈られた花なのか、贈り主の把握がすぐにできます。また、周りに対してお祝い事を知らせる役割もあるのです。

立て札に記載するのは「お祝いの文言」と「贈り主の氏名または社名」です。この記載だと一目でわかりやすいうえによく目立ちます。10周年などの大きな節目となる創立記念の際には「祝 〇〇周年」「祝 創立〇〇周年」など、年数をお祝いの文言に入れると良いでしょう。

立て札には、贈り先の名前を入れても間違いではありません。ただし、社名の漢字の間違いや、創立○周年の数字の間違いは非常に失礼に当たります。立て札をつける場合は、確認を怠らないように注意しましょう。

特に日頃から関係性の深い取引先であれば、メッセージカードを添えると非常に喜ばれます。メッセージカードは、形式が決まっておらず自由に記載可能ですが、否定的な内容にならないように注意することが大切です。今後も良好な関係を築いていくためには、前向きなメッセージを贈るようにしましょう。

加えて「倒れる」「傾く」といった倒産などを連想させる言葉は、絶対に使用しないよう注意してください。創立記念のみならず、ビジネスシーンでのお祝い事には不適切な言葉なので覚えておきましょう。

胡蝶蘭 贈り物

4.創立記念を贈る際の注意点

取引先の大切な創立記念日にお花を贈る際には、いくつかの注意点があります。今後も良好な関係を築いていけるよう、マナーをしっかりと守ってお祝いをすることが大切です。

4-1.赤いお花は避けるべき?

ビジネスシーンでは、赤いお花は「赤字」や火をイメージさせる「火事」を連想させるため避けた方が良いとされています。特に、取引先が医療関係の会社であれば、赤は「血」を連想させてしまいます。基本的には、赤いお花や赤いラッピングなどは避けた方が無難です。

ただし、大きな節目の創立記念に取引先のコーポレートカラーでお花をお贈りする場合は例外もあります。コーポレートカラーは会社の理念やコンセプトが込められたものです。中には、赤色のコーポレートカラーを持つ会社もあります。このような場合に赤色のお花やラッピングなどを選ぶことは失礼には当たらず、お贈りする相手にも良い印象を与えることができ、大変喜ばれます。

4-2.4周年や9周年は避けることも

創立記念のお祝いは、1周年や3周年、5周年といった縁起の良い奇数年にお花を贈ります。10周年などの大きな節目は、お祝いをお贈りする方が良いですが、4周年や9周年は縁起が良くないため避けるように注意してください。

一般的に4周年は「死」、9周年は「苦」という言葉を連想してしまうため、お祝いを贈らないことが多いです。ただし、取引先が迷信などを気にすることなく、毎年お祝いをしているようであれば問題ありません。事前にお祝いを送っても良いか確認してから手配するようにしましょう。ちなみに、40周年に関しては大きな節目になるため、縁起の悪い語呂合わせなどもないとされています。

胡蝶蘭

まとめ

創立記念日など取引先にとって非常に大切な節目には、気持ちの込もったお花をお贈りすると喜ばれます。ビジネスシーンでのお祝い事には、特に胡蝶蘭がおすすめです。胡蝶蘭には幸運が飛んでくるなどの縁起の良い花言葉があります。色の種類も豊富な胡蝶蘭ですが、商売繁盛などの意味を持つ白い胡蝶蘭をお贈りしましょう。

取引先へお祝いを贈る際には、タイミングや気をつけなければならないことなど、いくつかの注意点があります。今後も取引先と良好な関係を築いていけるように、マナーをしっかりと守って喜ばれるお祝いをすることが重要です。