当選祝いに贈る花は胡蝶蘭がおすすめ!当選祝いの注意点も解説

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当選祝いとしてお花を贈ろうと思ったけど、どんなお花を贈ればいいのか、そもそもお花を贈ってもいいものなのかと困ることも。

当選祝いは他のお祝いとは少し異なるルールがあるため、慎重に進めなければなりません。 今回は、贈るタイミングや場所、また注意点などをご紹介します。当選祝いを受け取ることは、政治活動にも関わってくるので、贈る相手の迷惑にならないようにルールやマナーをしっかりと確認しておきましょう。

1.当選祝いに贈るお花は胡蝶蘭がおすすめ

当選祝いに贈るお花は、胡蝶蘭がおすすめです。他のお祝いとは違い、現金での当選祝いは公職選挙法違反にあたるため贈ることができません。お花はお祝いの気持ちを送るだけでなく、事務所に彩りを添えてくれます。特に胡蝶蘭は、見た目が華やかで美しく、それでいて気品溢れるお花です。その姿は非常に絵になり、その場を華やかにしてくれるでしょう。

さらに、胡蝶蘭には「幸運が飛んでくる」「繁栄」などの縁起の良い花言葉があります。贈る側からのお祝いの気持ちだけでなく、相手の更なる飛躍を願うという思いも込められているのです。また、鉢植えにはその場に根付くという意味合いもあり、政治家として根を張り飛躍してほしいとの思いも込めることができます。

そのほか、お手入れが難しくないことも胡蝶蘭がおすすめの理由のひとつです。水やりも毎日行う必要はなく、1週間に1度くらいで良いためほとんど手間がかかりません。当選後は、さらに多忙になることが予想されるので、相手にとってはまめにお世話しなくても長持ちするお花が喜ばれます。

このように、見た目や花言葉だけでなく、鑑賞期間も長いことから「議員生活が長く続きますように」という願掛けの意味もある胡蝶蘭が、当選祝いには非常におすすめです。

胡蝶蘭

2.当選祝いを贈るタイミング

当選祝いは、正式な発表を受けてから1週間以内に贈ります。ただし、当選のお祝いは、早い方が喜ばれることが多く、当選後の翌日あたりがベストといわれています。また、すぐには贈らず、当選してから1週間以内の「大安の日」を選んで贈る場合も多いです。いずれにしても、タイミングはしっかりと確認してから手配するようにしましょう。

ここで注意しておきたいのは、当選が確定する前に贈った場合です。当選前の贈り物は、候補者への選挙運動の寄付とみなされる「陣中見舞い」となる場合があります。お花は陣中見舞いでも、当選後でも贈ることに問題はありませんが、タイミングはしっかりと確認してからお送りすると相手へも迷惑がかかりません。

また、確実に当選すると言われている場合でも、開票が始まってその日の夜遅くに届くように手配することも控えましょう。時間が遅いことで相手の迷惑になるだけでなく、あまりに早すぎると、もしもという場合も考えられます。正式な当選が発表されてからでもお祝いの手配は遅くありません。

当選 祝い

3.当選祝いを贈る場所

当選祝いを贈る場所は「議員会館」、もしくは「選挙事務所」のどちらかです。ただし、選挙が終わると、選挙事務所の方はすぐに閉鎖してしまうことが多く、お花が届かない可能性があります。当選祝いを贈る際には、贈る場所を前もって確認しておくと安心です。

3-1.議員会館

議員会館へ贈る場合は、さまざまな確認が必要となるため、事前に花屋と打ち合わせをしておくと良いでしょう。例えば、贈る相手は衆議院か参議院どちらか、相手の部屋番号や在室確認も行ってからでないと、安全上の理由で花屋が会館に入れない場合があります。議員会館に贈る場合には、諸々の事前確認が必要となる点には注意してください。

また、議員会館は土日と祝日はお休みのため、届けても受け取ることができません。議員会館に指定してお花を贈る際には、必ず平日に届くように気をつけましょう。

議員会館

3-2.選挙事務所

選挙事務所とは 選挙期間中に臨時で借りている事務所のことです。選挙が終わるとすぐに撤去されることが多いため、当選祝いを贈る際には注意が必要です。事前に受け取りが可能か、日程などを確認してから手配するようにしてください。もしも、贈り先に迷った場合は、事務所や秘書の方などに確認すると良いでしょう。

選挙事務所

3.当選祝いを贈る際の注意点

当選祝いを贈る際の注意点として、「当選確実(当確)」は正式な発表ではない点に注意してください。なかには、当確と報じられた後、落選になったケースもあります。したがって、正式な発表があってからお花の手配をすることが重要です。

また、当選祝いに胡蝶蘭を贈る際には、胡蝶蘭の色に注意してください。胡蝶蘭には、白やピンクなどバリエーションが豊富にあり、どの色にしようか迷うことも多いでしょう。しかし、「黄色」はお金を連想させてしまうので、避けるようにしてください。また、華やかにしたくて金色のラッピング材を用いることも、同じくお金を連想させてしまうので避けるように注意しましょう。色に迷った際は、定番の白か、おめでたい紅白にすると間違いありません。

4.当選祝いの立て札の書き方

当選祝いに胡蝶蘭を贈る際には、立て札をつけるのがマナーです。立て札とは、誰から届いたお花なのかを明確にする役割があります。書き方は「お祝いの文言」「贈り主の名前」が一般的です。相手先の名前を入れる場合もあり、入れても決してマナー違反ではありません。当選祝いの文言は、「御祝」「祝御当選」などを入れます。

また、いくつかの制限はありますが、基本的に法人からの当選祝いは贈ることができないと法令で定められています。送り主の名前について、法人名ではなく個人名を記載するように気をつけましょう。そのほか、立て札にも形や大きさ、材質などさまざまな種類があります。地域の習慣によっても異なる場合があるので、花屋で確認しておくと安心です。

 

まとめ

当選祝いには「幸運が飛んでくる」という祝意に適した花言葉を持つ、胡蝶蘭が人気でおすすめです。美しいお花を長い期間楽しめるだけでなく、議員生活が長く続くようにという願いが込められています。

当選祝いは、当選してから1週間以内に贈る、場所をしっかり確認するなど注意するべきポイントがいくつかあります。お祝いを受け取る方にとっては、非常に大切な節目でスタートラインです。ルールやマナーをしっかりと守って、当選のお祝いだけでなく、これからの議員生活を応援する気持ちを届けましょう。