ビジネスシーンの贈り物には胡蝶蘭がおすすめ!胡蝶蘭が定番な理由や贈る際のポイントも解説

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ビジネスシーンでのお祝いの贈り物に定番の胡蝶蘭。

なぜ胡蝶蘭がビジネスシーンでの贈り物として、定番となっているかご存知でしょうか?

取引先などに胡蝶蘭を贈る際には、当然注意しなければならないポイントがあります。

この記事では、胡蝶蘭が選ばれている理由や、贈り物として胡蝶蘭を贈る際のポイントなどを紹介します。

1.ビジネスシーンの贈り物に胡蝶蘭がおすすめな理由

ビジネスシーンでは、お祝いにお花を贈ることが多いですが、その中でもよく選ばれているのが胡蝶蘭です。贈り物で胡蝶蘭が選ばれる理由として4つをご紹介します。

1-1.華やかな見た目

まず最大の理由として、見た目の華やかさが挙げられます。胡蝶蘭が贈られると店頭や受付などに並べることが多いですが、その置き場所にふさわしく、美しさと豪華さ、さらに気品に溢れた佇まいをしているお花です。胡蝶蘭を飾ることで、一気に華やかになり、お祝いムードもさらにアップします。

また、人目も惹きやすいため、周囲に対しても、お祝いのアピールに繋がります。

胡蝶蘭以外にも豪華なお花はありますが、他のお花と比べても華やかさと品を兼ね備えているため、ビジネスなどのしっかりとしたシーンで贈りやすいお花です。

1-2.縁起のいい花言葉

胡蝶蘭には、「幸運が飛んでくる」という花言葉があり、非常に縁起が良いお花です。そのため、ビジネスシーンのお祝いごとにおすすめしたい種類です。

さらに、そのほかの花言葉として「今後の益々のご発展をお祈りします」という意味も込められています。胡蝶蘭の中でも鉢植えタイプは「幸せが根付く」という意味も持っており、移転祝いなどのお祝いシーンに合わせて選ぶことができます。

1-3.香りや花粉が少ない

胡蝶蘭は香りや花粉が少ないお花です。そのため、贈り先が飲食店や医療機関など匂いや花粉に敏感な場所でも受け入れられやすいことも選ばれている理由の一つです。

そのため胡蝶蘭は、贈り先に迷惑がかからずに安心して贈ることができるお花なのです。

1-4.花が長持ちする

胡蝶蘭はお手入れが簡単で長持ちしやすいお花です。手入れが大変だと贈り先に対して迷惑がかかってしまいます。

しかし、水やりも1週間ほどで良く、手間がかからずに花持ちが非常に良い点もおすすめの理由です。胡蝶蘭は、華やかさを失うことなく、1ヶ月以上咲き続け、お手入れによってはもっと長く楽しむことができます。

胡蝶蘭

2.ビジネスシーンに贈る胡蝶蘭の選び方

胡蝶蘭には、花の大きさや色などたくさんの種類があります。ビジネスシーンで胡蝶蘭を贈る際には選び方が2通りあり、シーンに合わせて色や大きさを選ぶ必要があります。

2-1.大きさの種類

大きさは、贈り先の店舗やオフィスなどに合わせてサイズを選びます。サイズは大きければ大きいほどいいわけではありません。

置き場のスペースがどれだけあるかも非常に重要です。まずは第一に、贈る相手のことを考えて選ぶようにしましょう。

ミディ胡蝶蘭 大輪よりも少し小さなサイズである中大輪よりも、さらに小さいサイズです。そのため、ほとんどが個人鑑賞のために購入したり、親しい個人相手へ贈ったりする種類です。会社向けに贈るにはサイズが小さいためあまり向いていません。
大輪 ビジネスシーンで贈る胡蝶蘭は、豪華な雰囲気を演出してくれる大輪のサイズが基本です。大きな店舗などの場合は、大輪のサイズでなければ見劣りしてしまいます。

 

2-2.色の種類

胡蝶蘭の色はたくさんの種類があるため、お祝いの内容や贈り先に合わせたものを選ぶと良いでしょう。

「清純」という意味を持つ白色の胡蝶蘭は、清楚な雰囲気が漂う定番色です。お祝いの種類を問わず贈ることができます。
ピンク 「優しい」や「幸福」などの意味を持つピンクは可愛らしい雰囲気を演出できる色です。艶やかな色のため、店舗やオフィスなどに飾ると一気に華やかになります。
黄色 鮮やかな黄色は、元気で活発な雰囲気を出せる種類です。さらに「商売繁盛」や「幸運を運ぶ」などの良いイメージを持たせることができるため、開店祝いなどにピッタリです。
高貴・上品というイメージがある紫は、胡蝶蘭では「長寿のお祝い」の意味合いがあります。そのため、長く続くお店の周年祝いや、移転祝いなどにおすすめです。紫の胡蝶蘭は珍しいため、人目を惹きとても目立つでしょう。

胡蝶蘭

3.ビジネスシーンに贈る胡蝶蘭の相場

ビジネスシーンで胡蝶蘭を贈る際の基本的な相場は、相手先との関係がどれくらいなのかによって予算を決めます。お祝い事にはたくさんの贈り物が届くと予想されます。

そのため、他社のものと比べて見劣りするのは不安と感じる場合には、輪数の多い胡蝶蘭を選ぶなど、少し多めにしておくと安心です。

基本的な目安となる価格は、大企業へのお祝いには2万〜5万円ほど、中小企業のお祝いであれば1万〜3万円ほどです。ただし、これはあくまでも目安ですので、関係性が深い場合にはさらに多くなる場合があります。

4.ビジネスシーンのお祝いに胡蝶蘭を贈るタイミング

ビジネスシーンでお祝いに胡蝶蘭を贈る際、悩んでしまうのがタイミングです。どのようなタイミングで贈るかは、お祝いの内容によって異なります。また、どのお祝いでも贈る日時を相手先に前もって連絡しておくことが大切です。

贈るビジネスシーン 贈るタイミング
開店・開業祝い 開店・開業の前日
移転祝い 移転が完了する前日〜2週間以内
就任・昇進祝い 就任当日に到着するように手配。ただし喪中やお祝いを辞退している場合は遠慮すること
上場祝い パーティー開催:パーティー当日

パーティー開催しない:上場当日

竣工祝い 竣工式当日

胡蝶蘭 贈り物

5.ビジネスシーンで胡蝶蘭を贈る際のポイント

ビジネスシーンで胡蝶蘭を贈る際には、いくつかのポイントがあります。贈る相手に失礼のないようにしっかりとポイントを押さえておきましょう。

5-1.受け取りの可否の確認

豪華で華やかな胡蝶蘭は贈り物として喜ばれますが、受け取りができるかどうかを確認しておくことが重要です。

置き場所に困ったり、贈り先によっては生花が禁止だったりと贈られる側にも都合があることを忘れてはなりません。受け取りができるかどうかを確認し、さらにお届けする日時も合わせてお知らせしておきましょう。

5-2.立て札の書き方

ビジネスシーンで胡蝶蘭を贈る際は、必ず立て札を用意しましょう。立て札には、贈り主の把握ができたり、周りにお祝い事を知らせたりとさまざまな役割があります。

立て札に記載されるのは「お祝いの文言」「相手先の会社名や氏名」「贈り主の氏名や社名」などです。贈り主の名前や社名も載るため、贈り主の会社の顔にもなります。

また、お祝いの文言はお祝いの内容によっても変わりますが、「祝」「御祝」などがあります。

5-3.メッセージカードの書き方

メッセージカードは、立て札よりもしっかりとお祝いの気持ちが届けられるアイテムです。立て札と一緒にメッセージカードを添えることで、贈る相手にもさらに喜ばれることでしょう。

贈るシーンによっても内容は少し異なりますが、親しい間柄であれば少しフランクにしたり、目上の方へは少し硬めの文章にしたりするなど、関係性によって変えるようにしましょう。

また、胡蝶蘭の花言葉などを添えると、さらに素敵なメッセージカードになります。

まとめ

ビジネスシーンのお祝いで贈られることの多い胡蝶蘭は、相手先に大変喜ばれます。見た目の華やかさと扱いやすさでお祝いには最適なお花です。ただし、贈る際のポイントやマナーなどもいくつかあります。贈る相手の立場を第一に考え、お祝いの気持ちが伝わるように胡蝶蘭を贈りましょう。