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胡蝶蘭についている立て札はなんのために?立て札にマナーってあるの?

胡蝶蘭はお祝いにぴったりの花。お祝いで贈るときには胡蝶蘭だけではなく、必ずといっていいほど「立て札」がついています。

今回は立て札がついている理由と、立て札をつけるときのマナーをくわしくご紹介していきます。

1. 立て札は何のために必要?

立て札をつける理由は、胡蝶蘭に限らずどのような理由で届いたのか花なのか、誰から届いたものかをわかるようにするためです。そしてその立て札を見て、周りに住んでいる人たちや店に来てくれる人たちに、お祝いごとがあったことを知らせるためでもあります。

また、立て札には贈ってくれた人の名前が書いてありますから、来客に対して交友関係をアピールすることも目的の一つです。例えば有名人や有名企業からお花が届いていたら、見た人はすごいと感じますし、○○さんが通っているお店などという印象がつき、知名度が上がるかもしれないというメリットがあるのです。

2. 胡蝶蘭の立て札の基本

胡蝶蘭の立て札には何を書いてもいいわけではなく、しっかりとしたマナーがあります。基本的なマナーを覚えておきましょう。

2-1. 何をどんな風に書けばいいの?

立て札は、表書き・贈り主名・送り先名の3つの要素で構成されています。

「表書き」とは立て札に書いてある「祝」、「祝開業」、「御祝」、「祝○周年」など目的を表す文字のことです。表書きは、お祝いのときには赤文字、お悔やみのときには黒文字で書くことになっています。

贈り主名は必ず入れましょう。誰から届いた胡蝶蘭なのかわからなくなってしまうからです。

送り先名は入れないことの方が多く、記載しなかったからといって失礼にあたることはありませんが、開業祝いのときは送り先名が入っている方が周辺に住む人たちやお店に訪れた人たちへ名前を覚えてもらうことができるので喜ばれます。

立て札の基本の書き方は、見本を一覧にして別のページで紹介していますので参考にしてくださいね。

2-2. 縦書き、横書きはどう選ぶ?

立て札には縦書きと横書きがありますが、どちらを選んでもOKですが、縦書きが一般的です。横書きの立て札は、社名にカタカナやアルファベットが含まれるなど、縦書きがしにくいときのみに使われます。

ちなみに、縦書きでも横書きでも、表書き・贈り主名・送り先名の3つを記載することが基本で内容に変わりはありません。

2-3. 立て札に連名はOK?連名の立て札の書き方は?

立て札には連名で記載してもOKです。通常2~3名であれば問題ありません。名前は役職が高い人から順に書きます。縦書きであれば右から、横書きであれば上から。人数が4人以上になる場合は、会社名や部署名のあとに「一同」をつけるようにしましょう。

会社名や役職名が長い場合は2人でも立て札に書ききらないこともあります。あまりにも文字が小さくなるのは見栄えが悪いこともあるので、書いてくれるお花屋さんに相談しましょう。

2-4. 「木札」と「紙札」の使い分け方法

立て札には、木でできた「木札」と、厚紙で木目をつけた木に見えるように作った「紙札」があります。どちらを使っても失礼にあたるということはありません。

使いわけるのではあれば、木札は高級感があるので、ビジネスシーンで贈るときに好まれます。一方紙札は、堅苦しい雰囲気になってしまうのを避けたいという理由で選ばれており、小さいサイズの胡蝶蘭や価格が比較的安価な胡蝶蘭で木札だけ大げさにしたくないといったときや、個人に贈る場合などに多く使われています。

2-5. 立て札に決まったサイズはある?

立て札のサイズは明確には決まっていません。カードのような小さいサイズから50cm以上のものまで実にさまざま。胡蝶蘭のサイズに合った立て札を選べば問題ありません。

だいたいは自分で指定しなくても、お花屋さんがバランスのいい立て札を選んでくれます。

2-6. 立て札の種類と料金

立て札やラッピングは胡蝶蘭の本体価格に含まれていることが多いので、別途料金が取られるということは少ないですが、紙札よりも木札の方が高いのが一般的です。木札の場合プラス1,000円など少し料金が上がる可能性があります。

3. 「胡蝶蘭の立て札」マナー

3-1. 胡蝶蘭の立て札、基本の共通マナー

基本的に、立て札にはお祝いでもお悔やみでも、表書き・贈り主名が記載されていれば問題ありません。

3-2. お悔やみの立て札の注意事項

お悔やみで胡蝶蘭を贈るときの立て札はすべて黒字で記載します。また、故人や喪主の名前は記載せず、表書きである「供」、「御供」などと、贈り主名です。一般的にお悔やみのときの立て札は木札ではなく白紙が使われます。

3-3. 胡蝶蘭の立て札は置かれる場所を考慮して

蝶蘭の立て札の位置に決まりはありませんが、胡蝶蘭の後ろに棒状のものをさして花の上に立て札が来るようにする、または鉢と花の間に立てるのが一般的です。

飾られる場所に合わせて選ぶといいでしょう。床に直接置かれるようであれば花の上に立て札があった方が目立ちます。一方、受付のカウンターやスタンドなどに飾られる場合は目線の高さにあった方がよく見えるので、鉢と花の間の空間に立て札があるといいですよね。

まとめ

胡蝶蘭の立て札は基本的にはお花屋さんが用意してくれるので、記載事項のみ伝えれば失礼に当たることはありません。しかし立て札の種類や位置は相手の状況に合わせたものを選択することで、気遣いができる会社・人であることをアピールできますのでしっかりとマナーを覚えておきましょう。