に投稿

とっても希少な青い胡蝶蘭!その理由や花言葉を解説

白やピンク、オレンジなど胡蝶蘭にはさまざまな色がありますが、青色の胡蝶蘭があるのをご存知でしょうか?

青色の胡蝶蘭はとても貴重な胡蝶蘭のため、見たことのない方も多いかもしれせん。

今回はそんな貴重な青い胡蝶蘭について「どうして青いのか?」など詳しく解説します。

1.「青い胡蝶蘭」にも2種類ある

1-1.白い胡蝶蘭を染めた「ブルーエレガンス」

ブルーエレガンスは特殊な技術によって、白い胡蝶蘭の花びらを内側から青く染め上げている胡蝶蘭です。

以下のいずれかの方法で青く染めています。

1)花茎に注射器を差し、特殊な染色液を胡蝶蘭に吸わせる方法
2)花びらに直接、特殊な塗料を吹きかけて花を青色に染め上げる方法

この染色の技術は、日本を含むアメリカ、オランダ、ブラジルの4カ国で特許を取得しています。なのでこの4ヶ国でしか生産はされていません。

そのため、非常に希少性が高く、入荷数も少ない胡蝶蘭といわれています。

特殊な技術によって色付けされたブルーエレガンスは、自然界には存在しない、綺麗な青色の胡蝶蘭です。お花の品質には影響がないように染めているので、通常の胡蝶蘭と同じように長く楽しむことができます。

1-2.品種改良から生まれた「青い胡蝶蘭」

2012年、最新の品種改良の技術である「遺伝子組換え法」を使って、千葉大学の研究グループが世界で初めて染色が必要ない遺伝子組み換えによる青い胡蝶蘭を作り出したのです。

通称「青い胡蝶蘭」と呼ばれるこの胡蝶蘭は、鮮やかな発色のブルーエレガンスとは異なり、地球にも例えられるその青色、そしてビロードのような花びらの質感が特徴。

品種改良によって作り出された青いコチョウランは流通しておらず、購入することはできません。

流通していない理由として、遺伝子組み換えの安全性の確認が必要なことや、青いコチョウランのお花が咲くまで3年はかかるといわれていることがあるそうです。

購入することは現状できませんが、洋ラン展などの展覧会で見ることができます。

2.青い胡蝶蘭の花言葉

2-1.胡蝶蘭の共通の花言葉「幸せを運んでくる」「純粋な愛」

すべての胡蝶蘭に共通する花言葉には「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」などがあります。つまりどの色の胡蝶蘭でも、縁起の良い花言葉が含まれているんです。

珍しい色の胡蝶蘭には、まだ色特有の花言葉がないものがあります。冠婚葬祭やビジネスシーンなど少し堅苦しい場合を除き、親しい人へのお祝いのときには、相手が好きな色の胡蝶蘭を贈るのもいいかもしれませんね。

胡蝶蘭の花言葉は「純粋な愛」だけじゃない!色による違いとシーン別の選び方を紹介

2-2.青い胡蝶蘭の花言葉

青い胡蝶蘭の花言葉は「愛」「尊敬」「懐かしい関係」です。

天然の青いコチョウランが誕生するまでは青色の胡蝶蘭は自然界に存在していなかったため当然、花言葉も決められていませんでした。

花言葉は青い胡蝶蘭が誕生した経緯から決まっています。

青い胡蝶蘭が「あなたを愛する」という花言葉を持つピンク色の胡蝶蘭と、青色色素の遺伝子を抽出したツユクサの「尊敬」から、この花言葉になったのです。

なお、遺伝子操作により誕生した青い胡蝶蘭につけられたこれらの花言葉ですが、現在は先に誕生していたブルーエレガンスにも共通の花言葉として使われています。

胡蝶蘭

3.青い胡蝶蘭はどんなシーンに最適?

3-1. 開業・開店祝いや周年記念などのお祝い事

ビジネスシーンでは「白」の胡蝶蘭の方が失敗は少ないとはいわれていますが、青色の胡蝶蘭は珍しく、贈る相手の好みのカラーが青と知っている場合や、企業のイメージカラーが青といった場合は青の胡蝶蘭を贈れば喜ばれることでしょう。

3-2. 母の日や父の日、敬老感謝の日など家族へのお祝い

青い胡蝶蘭には他の胡蝶蘭とは少し違った意味合いの「尊敬」という花言葉がつけられています。

敬老の日に尊敬の気持ちを込めてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。青い胡蝶蘭はとても珍しい色の胡蝶蘭なので驚かれるかもしれませんが、同時に珍しさから喜ばれること間違いなしです

4.青い胡蝶蘭を購入、贈る際の注意点

4-1.白い胡蝶蘭より値段が高価

生産数の少なさから流通数も少なく、白い胡蝶蘭よりも青い胡蝶蘭は高価です。

そのため多く流通している白い胡蝶蘭と比べて1本あたり2千円〜3千円程度高値に設定されています。

4-2.流通しているのは「ブルーエレガンス」のみ

『1-2.品種改良から生まれた「青い胡蝶蘭」』でも紹介している通り、品種改良から生まれる青い胡蝶蘭は流通していません。

青色胡蝶蘭は、それが遺伝子操作ではなく、染色技術によって作られたブルーエレガンスであると理解したうえで購入しましょう。

4-3.少しずつ花が白くなってしまうこともある

染色液で染められたブルーエレガンスの花は、どうしても青色の発色にムラが出ます。

同じ株・花茎についた花でも青色の濃淡は出ますし、つぼみには染色液が行き渡りにくいため、花茎の先端についた花ほど青色が薄くなる傾向が見られます。

また購入・贈答後、個体によっては水を与えて管理するなかで少しずつ青色の色素が薄れ、白くなっていくケースもあるようです。

お花の劣化などではないので心配することはありません。

4-4. 2度咲きに咲く花は白色

胡蝶蘭は非常に寿命の長いお花のため、お花が散ったあともきちんと対応することでまたお花を咲かせることができます。

通常、胡蝶蘭の株は2度目以降も購入時と同じ色の花を咲かせますが、白色の胡蝶蘭に染色を施して青色にしているブルーエレガンスは、2度目以降の開花時には白い花をつけます。

同じ株で青と白の2色の胡蝶蘭を楽しめるお得な品種とも言えますから、ブルーエレガンスだけの特徴として楽しみましょう。

二度咲きについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

花が終わった胡蝶蘭を2度咲きさせよう!ポイントを解説

まとめ

とても希少な青い胡蝶蘭について紹介しました。

希少なことからお祝いなどに贈った際には喜ばれるでしょう。

特別な贈り物に青い胡蝶蘭を選んでみてはいかがでしょうか。また、洋ラン展などの展示会で、「青いコチョウラン」が展示される際にはぜひ足を運んでその目で見てみてください。