胡蝶蘭を移転祝いに贈りたい!マナーや注意点をチェックしておこう!

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移転のお祝いに贈る時に定番なのが胡蝶蘭!新しいオフィスに華やかな胡蝶蘭を贈るのは今や定番ですし、お祝いの気持ちを伝えられるので、喜ばれる贈り物としてオススメです。

ですが、胡蝶蘭を移転祝いに贈るときに、万が一でも相手に悪い印象を与えてしまっては元も子もないですよね。

そこでこの記事では、胡蝶蘭を移転祝いに贈るときのマナーや注意点をご紹介します!

1. 移転祝いに胡蝶蘭が人気なのには5つの理由が!!

移転祝いには胡蝶蘭といっても過言ではないくらい、新しいオフィスや店の前に胡蝶蘭が並んでいますよね。移転祝いに胡蝶蘭が人気の理由は5つもあるのです。

1-1. 花言葉の縁起が良い!

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」、「純粋な愛」。お祝いの気持ちが伝わる縁起のいい花言葉が移転祝いに人気の理由の一つです。また鉢に植わっている胡蝶蘭は、「幸福が根付く」という意味もあります。

ちなみに白の胡蝶蘭には「清純」、ピンクの胡蝶蘭は「あなたを愛します」といった色独自の花言葉もあります。

1-2. 香りや花粉が少ない!

胡蝶蘭は香りや花粉が少ないので、飲食店など匂いや花粉が飛んでしまうと気になるような場所に贈ることができます。オフィスなどの場合も、香りが苦手な人もいますし、花粉が飛ぶと掃除しなくてはいけません。香り、花粉ともに少ない胡蝶蘭なら、水やりをすればいいだけなのでほとんど手間もかかりません。

1-3. 一年中贈ることができる!

花にも旬がありますが、胡蝶蘭は一年中取り扱いがあり、品質も安定しているので、季節を問わず贈ることができます。いつでも手に入るのは、急なお祝いのときにもすぐに手配できて助かりますよね。

1-4. 品が良く華やかな印象がある!

蝶が舞っているように見えることからその名がつけられた胡蝶蘭は、上品で華やかな印象があるため、ビジネスシーンにもぴったりです。とくに透き通る白の胡蝶蘭は、どんなお祝いのシーンでも贈ることができ、存在感と清潔感もあるため冠婚葬祭にも人気です。

1-5. 多年生植物で長く楽しめる!

切り花であれば長くても1週間程度しかもちませんが、胡蝶蘭は2~3カ月ほど花が持ちます。

さらに花が落ちてしまった後もしっかりと手入れをすれば、また花を咲かせることができるのです。

胡蝶蘭を苗から育てるにはちょっとした技術が必要ですが、大きく育ったあとの胡蝶蘭を二度咲きさせるのは、育てて家庭で育てている人も多く、そこまで難しいことはありません!

咲き終わったら終わりではなく、育ててみる楽しみも胡蝶蘭にはあるのです。

 

2. 移転祝いに胡蝶蘭を贈るときのマナー・注意点

移転祝いに胡蝶蘭を贈るときには、ちょっとしたマナーや気遣いが必要です。せっかくのお祝いが迷惑になってしまうのは避けたいところ。しっかりと注意点を覚えておきましょう。

2-1. 移転で忙しい時期!相手の都合を考慮しましょう

移転祝いで胡蝶蘭を贈る際は、基本的には移転日の前日までに届くように手配するのが一般的です。移転日の朝にはオフィスに胡蝶蘭が綺麗に並べられているという状態が理想です。

ほとんどの企業は数日前から移転先で作業している人もいるので受け取り可能ですが、移転日よりも前に贈る場合は、相手に移転先にいるかどうか確認は取った方がいいでしょう。とくに移転に際して披露宴など式典が開催される場合は、当日では慌ただしいため、前日までに手配しましょう。

移転日を過ぎてしまった場合は、2週間以内に届けられる場合は「大安」など暦のいい日に贈れば問題ありません。だたし、2週間を超えるとあまり好ましくはないため、商品券や日本酒・ワインなどの酒類、お菓子など、花ではないものがいいでしょう。

2-2. 贈る花の相場は相手との関係性で変わる

胡蝶蘭はさまざまなサイズがあります。相手との関係性でサイズや金額は変わってきますが、個人的に贈るのであれば1~3万円、会社として贈るのであれば3~5万円が目安です。

胡蝶蘭を贈る場合は、深い関りがないからといって極端に相場よりも安価なものを選択すると、他の会社の胡蝶蘭と並べたときに見栄えが悪いといったデメリットがあります。

逆に高額すぎる胡蝶蘭を贈るのは、相手もお祝いの際に同じサイズを贈った方がいいのでは…と気を使わせてしまう場合もあるので、ただ盛大に祝えばいいというわけではないので気をつけましょう。

2-3. 胡蝶蘭の色は相手の好みに合わせましょう

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」、「純粋な愛」ですが、これはすべての色に共通する花言葉です。そのため相手の好みに合わせて色を選んでもOK。好みがわからない場合は、定番である白を選べば間違いないですよ。

2-4. 立て札やラッピングを選ぶ

移転祝いのときには、胡蝶蘭に立て札をつけるのが一般的です。移転祝いの場合は「御祝」「移転御祝」「祝移転」と明記し、贈り主である自社の会社名と代表者名(役職)を記載します。立て札は自分で書くわけではないので記載事項を花屋さんに伝えればバランスよく手配してくれるので心配いりません。

ちなみに移転祝いのときは、どんな会社が移転してきたのか周りにわかる方が好ましい場合もあるので、相手の会社名を入れてもOKです。

ラッピングはさまざまな色が用意してありますが、移転祝いは黄色やゴールドなどの明るい色が好まれるようです。また、どんなお祝いにも失礼のない色といえばピンク。女性が多い職場や、迷ったらピンク系を選ぶのもいいですね。

3. 注意!移転祝いを贈るときのNGポイント

移転祝いの胡蝶蘭を贈るときは気をつけたいことがあります。

仏滅は避けるようにしましょう。仏滅は何をするにもよくない日のためお祝いにはふさわしくありません。前日が仏滅の場合は、前々日に届くよう手配してもいいか相手に確認するといいでしょう。

立て札は必ずつけましょう。つけずに贈るのはNGです。ビジネスシーンでは木札を使うのが一般的です。縦書きが基本ですが、社名が横文字など書きにくい場合は、横書きにすることもあります。直接渡すことができず配送する場合は、立て札だけではなくメッセージカードを添えるといいでしょう。

ラッピングの色は「赤」だけは避けましょう。赤は情熱的な色であり、胡蝶蘭が白であれば紅白でめでたいように感じますが、「火事」や「赤字」を連想するためNGなのです。これは胡蝶蘭のラッピングに限らず、別のものを渡すときも赤いラッピングは避けましょう。

また移転するからといって、すべてがお祝いとは限りません。事業縮小や経営悪化によるやむを得ない事情の場合は、お祝いではないため胡蝶蘭を始め贈り物をするのはやめましょう。

詳しくはこちらの記事にまとめていますので、是非チェックしてみてくださいね♪

まとめ

移転祝いの胡蝶蘭は喜ばれますが、贈るタイミングや立て札、ラッピングなどちょっとした気遣いが大切です。これからもいい関係を築けるよう、マナーを守って胡蝶蘭で移転をお祝いしましょう!

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