冠婚葬祭やビジネスシーンでも大活躍している胡蝶蘭。胡蝶蘭は白が一般的ですが、実は赤やピンク、黄・ブルーなどさまざまな色があるのです。
今回は赤の胡蝶蘭に込められた意味や、贈るのにおすすめのシーンをご紹介します。
1. 赤の胡蝶蘭に込められた意味
赤の胡蝶蘭は、白よりもさらに華やかになり、存在感が増しますよね。赤の胡蝶蘭にはどのような意味が込められているのでしょうか。
1-1. 赤の胡蝶蘭の花言葉「あなたを愛します」
赤の胡蝶蘭には特別な花言葉があり、「あなたを愛します」という意味が込められています。赤の胡蝶蘭は恋人やパートナーのみならず、家族に愛情を伝えるときにもぴったりなカラーです。ちなみにピンクにも同じ花言葉があります。
赤の胡蝶蘭は、リップと呼ばれる部分だけが赤で他が白の「赤リップ」、リップのみならず中央の花びらが赤い「白赤系」、花びら全体が色づいている「赤紫系」など種類があります。
1-2. 胡蝶蘭の共通の花言葉「幸せを運んでくる」「純粋な愛」
すべての胡蝶蘭に共通する花言葉には「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」などがあります。つまりどの色の胡蝶蘭でも、縁起の良い花言葉が含まれているんです。
珍しい色の胡蝶蘭には、まだ色特有の花言葉がないものがあります。冠婚葬祭やビジネスシーンなど少し堅苦しい場合を除き、親しい人へのお祝いのときには、相手が好きな色の胡蝶蘭を贈るのもいいかもしれませんね。
2. 赤の胡蝶蘭はどんなシーンに最適?
華やかでパワーをもらえるカラーである赤。赤の胡蝶蘭はどんなときに贈るのがいいのでしょうか?赤単色の場合、赤と白の場合にわけて、おすすめのシーンを見ていきましょう。
2-1. 赤 単色の場合
母の日や父の日、敬老感謝の日など家族へのお祝い
赤の単色は、母の日や父の日、敬老感謝の日など、家族へお祝いの気持ちを伝えるときにもぴったりです。還暦のお祝いに赤い胡蝶蘭を贈るのもいいですよね。
女性への贈り物として
「あなたを愛します」という花言葉がありますから、大切な女性への贈り物としても赤の胡蝶蘭はぴったりです。自宅に配送するのであれば鉢に植わった胡蝶蘭でもいいですが、手渡しをするときは、花束にしても素敵ですよ。
2-2. 赤x白 の場合
開業・開店祝いや周年記念などのお祝い事
赤と白を組み合わせた胡蝶蘭は、「紅白」になるので縁起のいい贈り物といえます。本数は3本立てや5本立てが多いですが、奇数のため赤と白の色の本数は店によって違います。
紅白の胡蝶蘭は、開業・開店祝いや○周年記念などのお祝い事でも華やかでいいですね。式典があるときにも華やかなのでおすすめです。
開業・開店のときは、赤は「火事」や「赤字」を連想させるため、ラッピングでも用いてはいけないといわれている色ですが、白の胡蝶蘭と組み合わせれば、赤の胡蝶蘭も贈ることができます。
昇進祝いなどの友人へのお祝い
ビジネスシーンのみならず、友人の昇進祝いなどにも紅白の胡蝶蘭でお祝いの気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。自宅に贈る場合は小さめの胡蝶蘭もありますし、置く場所に合わせて色だけではなくサイズも選べるのが胡蝶蘭の魅力です。
まとめ
定番の白の胡蝶蘭ももちろん見た目は華やかですし、お祝いの気持ちは伝わりますが、取引先や贈る人のイメージが赤、情熱的な愛が伝わる華やかな胡蝶蘭を贈りたいという場合は、赤の胡蝶蘭を選んでみてはいかがでしょうか。
この記事を見た人はこちらの記事も見ています
カシマ洋蘭園のスタッフです。胡蝶蘭のお世話のやり方や贈る際の注意点など、わからないことがあればぜひ参考にしてみてください