お花は、ウェディングやブライダルの感動的で幸せなシチュエーションには欠かせません。
そんなお花の中でも、ここ何年かで胡蝶蘭をブーケや装花に活かした結婚式の演出が、カップルやブライダル関係者からもたくさんの注目を集めています。
- 『純粋な愛』
- 『あなたを愛します』
- 『幸福が飛んでくる』
といった、結婚式にピッタリの素敵な花言葉を秘めた胡蝶蘭は、ブライダルのシーンにも活かしたい品種のひとつ。
そこで今回は、ウエディングのシチュエーションに胡蝶蘭を選ぶべき理由と、おすすめのアレンジ方法、新婦新婦への贈り方についてご紹介していきます!
1. 胡蝶蘭を結婚式の演出に選ぶべきおすすめの理由
胡蝶蘭といえば、開店したばかりの店先に飾ってあるイメージを持たれる方が多いかと思います。
しかし、胡蝶蘭の立体的なフォルムと鮮やかで上品なカラーは、結婚式の場面でもその華やかさで彩ってくれます。
ここでは、近年ブライダルシーンに活用されている、美しさだけでない胡蝶蘭の魅力とおすすめの理由をご紹介します。
1-1. 胡蝶蘭はアレンジがしやすい
ブライダルブーケや装花、一輪花として、胡蝶蘭は神秘的な結婚式場の雰囲気にぴったりとマッチします。
意外と多いカラーバリエーションも魅力のひとつで、一般的な「白」のほかに、「ピンク」や「イエロー」、「パープル」、「ブルー」など様々です。
式場の雰囲気やふたりの好きな色、イメージカラーなどに合わせて選べるのもうれしいですね。
また、蝶が舞うように上品な印象の胡蝶蘭は、結婚式会場の雰囲気を一気に華やかにしてくれますよ!
1-2. 胡蝶蘭の優れた実用性
胡蝶蘭は、ウエディングのシチュエーションにピッタリな美しい見た目やカラーだけではなく、実用性にも優れているという魅力もあります。
一般的なお花だと、季節によっては生産が少なく結婚式に使えない品種が出てきてしまうことも。さらに、花粉や香りが強いお花もあって、活用することをためらってしまう場合も少なくありません。
一方胡蝶蘭は、生命力が強く温室によって一年中生産が可能なため、結婚式の時期に関わらず簡単に入手することができます。
また花粉が外から見えない構造になっているため、飛び散ることもなく香りもほとんどありません。
新郎新婦だけでなく、参列者にも心地よい空間を作り上げるのに胡蝶蘭は一役買ってくれますよ!
2. 胡蝶蘭を結婚式の演出にプラス♡おすすめのアレンジは?
カラーバリエーションが豊富で、背の高さがありアレンジしやすい胡蝶蘭。
ここまでで、胡蝶蘭がウエディングのシチュエーションで選ばれている理由がわかったと思います。
ここでは、胡蝶蘭を結婚式の演出に活用するときのポイントと、新婦新婦の魅力を引き出すおすすめのアレンジ方法をご紹介します。
上手に活用することで、ふたりの個性やセンスを活かすことができ、新婦新婦も参列者にもきっと満足してもらえますよ!
2-1. 胡蝶蘭のブーケで感動の結婚式を
結婚式において、ブーケは欠かせない重要なアイテムです。
胡蝶蘭を使った結婚式の演出では、圧倒的にブーケにアレンジした胡蝶蘭が人気を集めていてます。
- ホワイトカラーのみの胡蝶蘭を使ったブーケ:新郎新婦のタキシードやドレスに見合い、ピュアな印象に仕上がる
- ホワイトカラーの胡蝶蘭と葉を合わせたアレンジブーケ:胡蝶蘭のピュアな白が、葉の深みのある緑色と調和し、ナチュラルで明るい雰囲気のブライダルに
- ピンクとホワイトカラーの胡蝶蘭を合わせたブーケ:新郎に似合うホワイトと、新婦にマッチするピンクカラーが、誠実さと華やかさの両方を引き出してくれる
このように胡蝶蘭のブーケは、アレンジ次第でいろいろな雰囲気を楽しむことができます!
2-2. 個性を活かした胡蝶蘭のフラワーアレンジ
新郎新婦の個性やセンスを生かした結婚式を演出したいときも、胡蝶蘭は役立ってくれます。
たとえば、
- ウエディングケーキのまわりに胡蝶蘭の花びらを添える:胡蝶蘭の上品さが、ウエディングケーキの美しさを引き立て、より立体的で華やかな印象に仕上がる
- 一輪挿しの胡蝶蘭:細めなフォルムの花瓶に一輪の胡蝶蘭を挿した装花は、式場のテーブルを優雅で品格ある式場に仕上げてくれる
- 二輪挿しの胡蝶蘭:二輪の胡蝶蘭挿しは、胡蝶蘭の流れるようなフォルムを活かし、幻想的な雰囲気に仕上げることができる
このような演出ができます。
あえてたくさんの胡蝶蘭を使わず、花びらや一、二輪を挿すアレンジを取り入れると、一般的な結婚式とは違った雰囲気に仕上げることができますよ!
3. 胡蝶蘭を結婚のギフトに♡選ぶときのポイント・マナーとは?
胡蝶蘭は結婚式の演出だけでなく、新婦新婦への結婚のお祝いとしても選ばれているお花です。
他のお花と比べ、1~2カ月ほどと長い花もちのよさで、新生活にも色を添えてくれるのも魅力のひとつ。
ここでは、結婚のギフトに胡蝶蘭を贈るときの選び方と押さえておきたいルールやマナーについてご紹介します!
3-1. 胡蝶蘭ギフトを準備するタイミング
胡蝶蘭は、結婚が決まったタイミングで式場の日時に合わせて、最低でも10日前くらいから準備しておくことがおすすめです。
1年中生産されている品種ですが、生育状況や注文状況によっては、好みの胡蝶蘭が手に入らないことも。
前もって早めに準備しておくことで、お気に入りのものを贈ることができますよ!
また、何かの理由で結婚式に参加できない場合は、結婚式が終わってから贈るのがおすすめです。
新生活が落ち着いたタイミングを見計らって胡蝶蘭ギフトを贈ると、相手に余計な負担を与える心配もありません。
3-2. ラッピングした胡蝶蘭が定番
結婚のお祝いに胡蝶蘭をギフトとして贈る場合は、シンプルなラッピングよりも、式場の雰囲気に合うようなラッピングを意識すると喜ばれます。
結婚祝いでは、ラッピングで使ってはいけないカラーはありません。
そのため、新郎新婦のイメージカラーや好きな色、結婚式場のインテリアや雰囲気に合わせた色を選ぶことができます。
胡蝶蘭の花の色とラッピングの色の組み合わせだけでも、かなり雰囲気が変わるので、新郎新婦をイメージして素敵なギフトを贈りましょう!
3-3. 結婚のお祝いに贈る胡蝶蘭ギフトにはメッセージカードを
結婚式では、新郎新婦とゆっくり話をすることがなかなか難しいですよね。
そのため、メッセージカードにお祝いの気持ちを添えて、ラッピングされた胡蝶蘭ギフトと一緒にプレゼントするようにしましょう。
ここで、胡蝶蘭の結婚ギフトに添えるメッセージの例文を2つご紹介します。
こちらは、あなたよりも目上の方が新郎新婦の場合のメッセージの例文です。
○○○様
ご結婚おめでとうございます。 笑顔に満ちた、明るい家庭を築いてくださいませ。 いつまでもお幸せに! |
こちらは、仲のいい友人や会社の同僚、後輩などが新郎新婦の場合のメッセージの例文です。
○○○様
ご結婚、本当におめでとう! お二人とは長い付き合いをしてきたので、わたしもとても嬉しい気持ちでいっぱいです! どうぞ末永くお幸せに、またみんなで楽しく過ごしましょうね♪ ○○○より |
あなたの言葉で書かれたメッセージカードが添えられているだけで、贈る胡蝶蘭がより気持ちのこもったギフトになりますよ!
~おわりに~
胡蝶蘭は、幸せなウエディングの場面にピッタリなお花ということがわかりましたね。
胡蝶蘭を活かしたアレンジは素敵な結婚式を演出してくれ、新郎新婦だけでなく参列者にもきっと思い出に残るものとなるでしょう。
結婚の準備を進めているカップルの方も結婚式に招待された方も、胡蝶蘭の魅力を知って、ぜひウエディングの場面に活かしてみてくださいね!
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