開院祝いの贈り物には胡蝶蘭がおすすめ!おすすめの理由や贈る際のポイントを解説

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新しく病院や歯科医を開院するというのはとても大きなチャレンジです。知人の方が開院をした際には気持ちを込めて祝福をしたいですよね。

開院祝いの贈り物におすすめなのが華やかな胡蝶蘭。

この記事では、開院祝いでの贈り物に胡蝶蘭がおすすめな理由や、贈る際のポイントなどを紹介します。

1.開院祝いとは

開院祝いとは、友人や知人などが新しく治療院を開く場合や、医者が独立して病院を新設するなど「院」がつく施設またはクリニックを新たな事業として始められる際に祝う贈り物です。新たな門出をお祝いするだけでなく、今後の発展を願う気持ちを込めて贈ります。

2.開院祝いに胡蝶蘭がおすすめの理由

病院や歯科医院、クリニックなどの開院祝いには胡蝶蘭がおすすめです。胡蝶蘭は見た目の華やかさだけでなく、花言葉や扱いやすい特徴があり、開院祝いに贈るお花として非常に人気があります。

2-1.胡蝶蘭の花言葉

胡蝶蘭は「幸せを運んでくる」という花言葉をもっています。さらに、着床性の植物のため、運ばれてきた幸せが根付くとされています。そのため、開院には非常に縁起が良く、大切な記念をお祝いする日にふさわしいお花です。

2-2.香りや花粉がほとんどない

胡蝶蘭の特徴として、香りがほとんどないことや、花粉がとても少ないことが挙げられます。病院や歯科などの医療機関は多くの人が出入りし、大切な医療機器がある場所です。香りが強かったり、花粉が多く飛んでしまったりするお花は適切ではありません。

その点、胡蝶蘭は香りや花粉がほとんどないため、開院祝いに適しているとされています。

2-3.手入れがかんたん

胡蝶蘭のお手入れはそこまで難しくなく、コツを掴めば簡単です。季節によって少し差はありますが、基本的な水やりは1週間に1度たっぷりとお水をあげることです。また、日光はそこまで必要なく、日が当たらなくても室内の明るさで十分に育ちます。

高温多湿になる場所を避けて置く必要がありますが、置く場所を選ばないため、花がついている時期は受付などの目立つ場所に置くと華やかな雰囲気になるでしょう。

胡蝶蘭 

3.開院祝いに贈る胡蝶蘭の相場

開院祝いに贈る胡蝶蘭の相場は、一般的に3万円程です。3本立て〜5本立ての鉢に入った胡蝶蘭が人気で、だいたい3万円〜5万円ほどで贈ることができます。

一般的な相場はありますが、贈る相手との親しさや関係性に応じて異なるため注意が必要です。開院先が重要な取引先の場合は、5万円程度のお花にすると安心でしょう。

また、贈り先が身内の場合は、事業資金の足しにという意味合いを含むことも多くあり、相場に当てはまらない高額のお祝いを贈る場合もあります。

まずは、どれくらいの関係性なのかを考慮して値段を決めると良いでしょう。金額に迷った時は、関係性も踏まえて、少し高めの設定にすると安心して贈ることができます。

白大輪の3本立ちがおすすめ

胡蝶蘭の中で、どのような色や大きさのものを贈るか迷った際は、あらゆるお祝いの定番となっている「白大輪の3本立ち」が特におすすめです。白い花は清潔感があり、病院や歯科などの医療機関にはとてもピッタリです。また、ある程度の大きさもあるため華やかさも兼ね備えています。

4.開院祝いはいつ贈る?

開院祝いで胡蝶蘭を贈る場合は、開院当日は慌ただしく忙しいため避けるようにしましょう。贈るのであれば、開院1週間前からの前日までに届くようにするのが一般的です。

ただし、中には開院する際に、知人や地域の方を招いた内覧会を行うことがあります。内覧会を行う場合は、贈るタイミングが少し異なるため注意が必要です。

4-1.内覧会を行う場合

内覧会を行う場合は、内覧会当日の午前中に届くように手配すると良いでしょう。この時、胡蝶蘭を贈る旨を連絡しておくと、もらう側も置き場所などに困りません。置き場所の準備だけでなく受け取りもスムーズになるため、前もって連絡しておくことをおすすめします。

4-2.内覧会を行わない場合

内覧会を行わない場合には、前日までに贈るのが一般的です。胡蝶蘭を贈る場合は生花のため、持ちがいいとはいえあまり早すぎてもよくありません。贈り先の方と日程などを調整して、相手の迷惑にならないように配慮しましょう。

もしも当日に贈る場合には、休憩時間に届くようにするなど負担がかからない時間帯にすることがポイントです。当日は忙しく慌ただしいので、受け取ってもらえる時間を確認しておくように配慮することが大切です。

胡蝶蘭

5.開院祝いに胡蝶蘭を贈る際のポイント

開院祝いに胡蝶蘭を贈る際には、いくつかの押さえておきたいポイントがあります。贈るタイミングや相場以外のポイントもしっかりと確認して、お祝いの気持ちがしっかりと届くよう相手に喜ばれる贈り物をしましょう。

5-1.受け取りの可否の確認

開院祝いで胡蝶蘭を贈る際には、受け取りが可能かどうか確認しておくと安心です。開院と同時に患者さんが多く訪れる場所でもあり、通常のお祝いとは異なる配慮が必要になるのが開院祝いです。

贈り先の広さによっては、置き場所がないために生花はお断りしているところなどもあります。また、皮膚科などの開院祝いであれば、感染やアレルギー予防の観点から生花の持ち込みを禁止している医院もあります。そのため、大切な人に手間をかけたり気を使わせることのないよう、先に受け取りの可否を確認しておくことが重要です。

5-2.開院祝いの立て札の書き方

お祝いのお花を贈る際には「立て札」をつけるのが一般的です。立て札は、誰から贈られてきたものか一目で把握することができ、来客に対し交友関係の広さをアピールする役目もあります。

そのため、贈り主の名前は必ず立て札に記載することがマナーです。開院祝いのお花はたくさん届くことが予想されます。せっかく贈っても誰から届いたのかわからなくなることのないよう立て札はしっかりと書いておきましょう。

また、立て札には送り主の名前の他に「頭書き」というお祝いに用途に合わせた文言を記載します。頭書きを見ればすぐに何のお祝いかわかるようになっているため、通りすがりの人にもアピールができます。開院祝いであれば「祝開院」「祝御開院」「開院祝」「御開院御祝」などです。

お届け先様のお名前

立て札をつける際、お届け先様の名前を書くかどうか迷われる方も多いと思いますが、お届け先の相手の名前は記入しなくても問題ありません。しかし、個人経営の病院やクリニックなどは地域の方々に愛されてこそです。周囲にお知らせする意味合いも込めて病院名を入れるのも良いでしょう。

5-3.メッセージカードの書き方

メッセージカード

立て札に加えて、メッセージカードをつけることでお祝いの気持ちがより一層伝わります。メッセージカードはお祝いの言葉を自由に書けるため、難しいルールやマナーなどは一切ありません。

ただし、最低限知っておきたいこととして、火事や赤字を連想させる言葉は使用しないように注意してください。例えば「燃える」「焼ける」「赤」「傾く」「失う」などです。このような言葉は絶対に使用しないように気をつけましょう。

メッセージカードには、祝福の気持ちと今後の繁栄や健康を祈るような文面でまとめると、しっかりとお祝いができ相手にも喜ばれるはずです。

まとめ

新しく病院や歯科医院などを開院することは、非常に大きなチャレンジです。開院するお相手に心を込めたお祝いをするためにおすすめなのが胡蝶蘭です。

胡蝶蘭は花粉や香りもほとんどなく長くお花を楽しめ、豪華さも兼ね備えています。そのため、開院祝いに非常に喜ばれる贈り物の一つです。

マナーや贈り先への気遣いをしっかりと行い、大切な方へのお祝いの贈り物として胡蝶蘭を選ばれるのはいかがでしょうか。