プレゼントとして胡蝶蘭をいただいたとき、ほとんどの胡蝶蘭には支柱が立てられています。
この胡蝶蘭についている支柱は、外してもいいのでしょうか?それともそのままつけておいたほうがいいのでしょうか?
そんな疑問をこの記事では解決していきます。ぜひ参考にしてみてください。
1.胡蝶蘭の支柱は抜く?抜かない?
1-1.支柱は「基本的にはそのままで大丈夫」
プレゼントなどでいただく胡蝶蘭には、基本的に見栄えを良くするために支柱がつけられています。
この胡蝶蘭についている支柱、果たして抜いてしまってもいいのでしょうか?
結論から述べると「基本的にはそのままで大丈夫」です。
ただ抜かなければならないタイミングというのも当然あります。
支柱を抜かなければいけないタイミングとはいつになるのでしょうか?
1-2.支柱を抜くタイミング
支柱を抜くタイミングはズバリ「植替えをするタイミング」です。
プレゼントとしていただく胡蝶蘭はいただいた時点できれいなお花が咲いていると思います。
そのお花が落ちてしまった後も、胡蝶蘭は長寿なお花なので適切な処置を行うことでまたお花を咲かせる「二度咲き」が可能になります。
この二度咲きをさせる上で胡蝶蘭の植え替えというのは必須になります。
胡蝶蘭についている支柱を抜くタイミングはこの二度咲きをさせるための植え替え時に支柱を抜く必要があります。
二度咲きについての手順などについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
https://kashima-youran.com/column/phalaenopsis-orchid-blooms-twice/#2-2_yi_zhuzutsu_xinshii_boni_zhie_tie
2.支柱の取り外し方
支柱の取り外し方はとても簡単です。
支柱は株と茎を支えるためにテープなどでくくりつけられています。
このテープをカッターやハサミを使って切り目をいれて、テープを外します。
テープを外した後は抜くだけです。
抜くときは、支柱はしっかりと刺さっていますので、株元を抑えて抜きましょう。
抜いた支柱は必要なければ、各自治体の分別ルールに沿って破棄しましょう。
3.支柱をまた使う場面はある?
支柱を外して植え替えをした後、またし中が必要になる場面というのはあるのでしょうか?
この答えは「胡蝶蘭の育ち状況によって変わる」ということになります。
植え替え時に剪定をするのですが、二度咲きをするためにまた胡蝶蘭の花芽は伸びていきます。
真っ直ぐに伸びて特に重心も変わらないという状況なら支柱は必要ありません。
逆に、斜めなどに伸びてしまった場合、重心が偏ってしまい、転倒する可能性が出てきます。
転倒を防ぐためにも、斜めに伸びてしまった場合は、支柱をつけてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
プレゼントでいただく胡蝶蘭は基本的には、支柱がつけられています。
外せばいいのか、それとも外さないほうがいいのか、困っていた方々のためになれば幸いです。
ぜひ、二度咲きをやろうと思ったときに参考にしてみてください。
カシマ洋蘭園のスタッフです。胡蝶蘭のお世話のやり方や贈る際の注意点など、わからないことがあればぜひ参考にしてみてください