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「蘭の女王」と呼ばれるカトレアはどんな蘭?特徴や花言葉、育て方を解説!

カトレア

蘭の女王とも言われているお花「カトレア」。

とても華やかなお花なので、お部屋を彩るために飾っておきたいと思われる方も多いのではないでしょうか?

もしかしたら、お部屋にカトレアを置きたいと思っていても「ちゃんと育てられるかな」と不安に思われるかもしれません。

この記事では、カトレアの特徴や育て方について紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

1.カトレアとは

カトレアは、ラン科カトレア属に分類されるランの仲間で、ブラジルやコロンビア、エクアドルなどの中南米の熱帯・亜熱帯地域に分布する洋蘭。

熱帯・亜熱帯地域で森の木々に着生しているため、カトレアの多くの種は寒さに弱く、暑さには比較的耐性があります。また、着生蘭なので根から水分や栄養を吸収し、バルブと呼ばれる茎に貯蓄することができるため、乾燥には強いですが、ずっと根が湿っているような状態は苦手としています。

そのため、家庭で栽培する際も、冬の気温と水をあげる頻度には注意が必要になります。

カトレアは交配種が非常に多く、花の色や形、花の大きさや株の大きさ、香りなど品種によっても様々です。

花が大きい大輪系は贈答品とされることが多く、花が小さめなミディやミニは近年、家庭でも育てやすい品種も多く、人気なタイプです。

また、花をつける時期も品種によって異なり、3月から5月に花をつける春咲き種、6月から8月の初夏咲き種、9月から11月の秋咲き種、12月から2月の冬咲き種、そのほか不定期咲き種など、こちらも品種によって様々です。

初めてカトレアを育てるという方は、管理がしやすい夏咲き種や秋咲き種から挑戦してみるのをおすすめします。

学名 Cattleya
科・属名 ラン科カトレア属
原産地 ブラジルやコロンビア、エクアドルなどの中南米の熱帯・亜熱帯地域
開花期 春咲き(3~4月)、初夏咲き(5~7月)、秋咲き(9~11月)、冬咲き(12~2月)
花の色 ピンクや白、オレンジ、黄、赤、緑、紫など品種によって様々

カトレア

2.カトレアの花言葉

カトレア自身が持っている花言葉とそれぞれ色ごとが持っている花言葉があります。

どの花言葉も「蘭の女王」と称されるカトレアのきれいな見た目が由来となっています。

カトレア自身が持っている花言葉は「魔力」「魅惑的」。

ピンクのカトレアの花言葉は「成熟した大人の魅力」。

白のカトレアの花言葉は「魔力」。

黄色のカトレアの花言葉は「魅力」。

紫のカトレアの花言葉は「優美な女性」。

カトレア

3.カトレアの育て方のポイント

3-1.栽培環境・置き場所

1年を通して、日当たりの良い場所を好みます。初夏から秋にかけては戸外に置き、30%程度遮光した日光が当たるようにしてあげましょう。

それ以外の季節はカトレアは寒さに耐性がないため、室内の日当たりの良い場所がおすすめです。冬の季節の窓際はカトレアにとっては寒すぎる環境の可能性もあるので注意が必要です。

3-2.鉢植えと用土

 他の蘭と同様、素焼きの鉢と水ゴケの組み合わせがもっとも一般的でおすすめです。

それ以外の植え込み材を選ぶ際には、カトレアは湿っている状態が長く続くのを嫌うため、比較的早く乾いてくる状態になるような植え込み材料が最適です。

ただ、素焼きの鉢とバークのような組み合わせは、乾き過ぎに注意が必要です。

3-3.水やり

カトレアは冬の間は、水は少なめで乾かし気味でも大丈夫です。蕾が伸びてきたら冬でも水は切らさないようにしてください。

春先から秋の初めまでは、水をたっぷり与えてください。ずっと湿っている状態はカトレアにはよくはないので、水を与える頻度は、植え込み材を手で触り、乾燥していると感じたら与えるようにしましょう。

水やり

3-4.肥料

肥料を与え始めるタイミングは春が過ぎ、カトレアが成長期に入り、新芽も活発に芽吹くようになったら固形の有機質肥料を規定量置き肥します。

液体肥料は、置き肥と同じタイミングで10日に1度の頻度で9月中旬頃まで与えていきます。液肥を与え始めの時期は規定の量よりもやや薄めの液肥を作って与えると根を傷めません。成長に勢いが出てきたら、規定量の液肥を与えましょう。

3-5.病気や害虫

カトレアはウイルス性の病気に弱いので注意が必要です。ウイルス性の病気にかかると治す方法はなく、そのまま枯れてしまいます。

ウイルス性の病気にかかる原因は害虫であるアブラムシが運んできた、雑菌が鉢底の水に溜まっていた、剪定したハサミの刃からかかったなど、様々ですので、これらには注意しましょう。

害虫はアブラムシの他に、白い粉っぽい見た目をしたカイガラムシに注意が必要です。

見つけた際はガーゼや柔らかい脱脂綿などでこそぎ落とします。成虫となったものは落としにくいので、スプラサイドなどの薬も検討しましょう。

3-6.植え替えの時期とそのやり方

植え替えは頻繁には行わず2年に1回で構いません。根詰まりを防ぐ目的で1回りほど植え替えましょう。時期に関しては、植え付けと同じ4〜5と9月頃が適期です。

植え替えは簡単で、清潔なハサミで腐った根や茎があれば全て取り除き、水苔に水を含ませて、根を巻き付けるように包んで植え付けます。

3-7.カトレアの増やし方

カトレアを増やす際は、株分けをして増やします。株分けを行うのに適した時期は4~5月です。

5号鉢以上になったよく生育した株を選びます。その株の根を傷めないように鉢から取り出し、しっかりと消毒した切れ味のいい園芸用のハサミなどで、2~3つに切り離します。

切り離したらそれぞれの株の根に植え替えと同様の手順で水ゴケを巻き、鉢に植え付けます。

植え替えてから2~3週間は、日陰で管理するようにしてください。

まとめ

「蘭の女王」カトレアについて、その特徴や花言葉、育て方について解説しました。

カトレアには非常に豊富な種類があり、品種ごとにその特徴も様々です。

カトレアを育てるには大変な面もありますが、近年の交配種には育てやすくなっている品種もたくさんあります。

初めてカトレアを育てるという方は、管理がしやすい夏咲き種や秋咲き種から挑戦してみてください。