胡蝶蘭ってどんな香りがするの?胡蝶蘭の香りについて解説

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なんとなくお花の香りと聞くと少し甘い香りを想像する方が多いのではないでしょうか。

胡蝶蘭のお花も見た目的には甘い香りがしそうな雰囲気がありますが、胡蝶蘭の香りと聞いてピンと来る方のほうが少ないのではないでしょうか。

この記事では胡蝶蘭の香りについて解説します。

1.胡蝶蘭にはほとんど香りはない

実は一般的に、胡蝶蘭にはほとんど香りはありません。厳密にいうと香りが0というわけではないのですが、人の嗅覚で感じることができないほどのわずかな香りしかないのです。

ですが、この香りがほとんどないというのはメリットでもあり、胡蝶蘭がお花の中でもプレゼントして人気の理由の一つでもあるのです。

通常、飲食店にお花のプレゼントというのは、お花の香りが食事の邪魔をしてしまうので、あまり贈られることはないのですが胡蝶蘭は香りがほとんどなく、食事の邪魔をすることもないので、飲食店にも贈ることができるのです。

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2.品種によっては香りがある胡蝶蘭もある

胡蝶蘭にはたくさんの種類があるため、中には香りを感じることがある種類もあります。

香りのある胡蝶蘭の原種
アマビリス 胡蝶蘭の原種で主に、熱帯雨林の湿度の高い場所に自生しています。一方で、乾燥にも強くとても丈夫。
ビオラセア 白地に赤紫がきれいな魅力的なコントラストのお花。
ほのかに柑橘系の香りを楽しめます
シレリアナ 白地に淡いピンクがきれいなお花。ピンク色の胡蝶蘭の元にもなっています。
テトラスピス 暑い地域を原生地としており、白や赤が混ざったきれいなお花があります。

こちらの原種の4つは比較的香りが感じる品種で、アマビリスは比較的日本でも手に入りやすい品種でもあります。

ですが、胡蝶蘭の原種というのは基本的には入手しにくい傾向にあります。

胡蝶蘭の原種は過去に乱獲されて、いまでは国際取引はワシントン条約の対象になっており、輸出国での許可書がなければ個人輸入はできません。

胡蝶蘭の原種はなかなかレアなものですが、洋ラン展などでは原種などの珍しい株を売っていることもありますので、お近くで開催さえる場合は探しに行ってみてもいいかもしれません。

まとめ

胡蝶蘭の香りについて紹介しました。

基本的に胡蝶蘭の香りはほとんど人の嗅覚では感じることはないため、相手に贈る際は「この香り苦手じゃないかな…」など気にしなくてもいいという利点があります。

お花のプレゼントを考える際はぜひ胡蝶蘭を選んでみてはいかがでしょうか?