お祝いの贈り物に胡蝶蘭の花束を。おすすめの理由や贈る際の注意点を解説

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胡蝶蘭を贈る際には鉢植えが一般的ですが、花束にして贈ることも可能です。幅広いシーンで贈ることができる、胡蝶蘭の花束には縁起の良い花言葉があります。今回は、胡蝶蘭がおすすめの理由や花束で贈るメリット、おすすめのシーンなどをお伝えしていきます。

1.お祝いの贈り物に胡蝶蘭がおすすめの理由

胡蝶蘭には花言葉があり「幸運が舞い込む」という意味を持っています。とても縁起の良い花言葉を持っているため、お祝いの贈り物としておすすめです。胡蝶蘭のように、縁起の良い花言葉を持つ贈り物には「贈った相手のこれからの幸せを祈る」という意味合いもあります。

そのため、誕生日や新店祝いなど、ビジネスシーンでも贈ることができるので幅広く好まれています。

また、胡蝶蘭がおすすめの理由は、縁起の良い花言葉だけではありません。胡蝶蘭は、持ちが良いため、綺麗なお花を長い期間楽しむことができます。そのほか、香りが強くなく、花粉も少ないため贈る相手に迷惑がかかりにくい特徴があります。

胡蝶蘭 花束

2.胡蝶蘭を花束で贈るメリット

胡蝶蘭は、鉢植えで贈ることが多いですが、おすすめは花束で贈る方法です。なぜなら、胡蝶蘭を花束で贈ることには2つのメリットがあるからです。胡蝶蘭を贈るのであれば、ぜひ花束で贈ることをおすすめします。

2-1.高級感のある花束になる

胡蝶蘭を花束にすることで、華やかさや気品がより際立ち高級感が出ます。胡蝶蘭だけの花束の場合は、さらに高級感があり豪華に見えますが、他の花と一緒に花束にしても胡蝶蘭の美しさが消されることはありません。

2-2.花持ちがいい

胡蝶蘭は、花持ちが良いという特徴があります。鉢植えだとかなり長持ちしますが、切花でも2〜3週間は持つため、長い期間美しさを楽しむことが可能です。花持ちが良いといっても、基本的なお手入れは必要となります。水をしっかりと替えることを気をつければ長持ちするため、特別なお手入れはなく、さほど難しくありません。

胡蝶蘭 花束

3.胡蝶蘭の花束を贈るのはどんなシーンがおすすめ?

一般的に胡蝶蘭は鉢植えタイプを贈ることが多いでしょう。しかし、鉢植えの場合は、場所をとってしまうため、贈る相手の都合も考えなければならず、少し気を遣ってしまいます。その点、花束であれば気軽に贈ることができるので心配がありません。

豪華さもあり、気軽に贈ることができる胡蝶蘭の花束は、さまざまなシーンでおすすめできます。

3-1.誕生日や記念日

誕生日や記念日は、人生においての大切な節目です。胡蝶蘭には相手の幸せを願う意味合いが含まれているため、誕生日はもちろんのこと、成人式や卒業式などの記念日に贈ることもできます。さらに、胡蝶蘭を花束で贈ることは少し珍しいので、他の人と被ることがないこともおすすめの一つです。

3-2.式典などのイベント

胡蝶蘭は、その豪華な見た目と高級感から華やかな雰囲気を持っているお花です。そのため、式典などのイベントごとには特におすすめです。胡蝶蘭自体、縁起の良いお花なのでお祝いごとには特に喜ばれることでしょう。

3-3.お見舞い

胡蝶蘭は、花粉が少なく、香りも強くない特徴があります。そのため、お見舞いのお花としても贈ることが可能です。

ただし、お見舞いのお花を贈るマナーとして、鉢植えのものは「寝付く」ことを連想させるために贈ってはいけないとされています。そのため、お見舞いで胡蝶蘭を贈る際には、花束にすると良いでしょう。さらに、元気ができるような黄色やピンク色の胡蝶蘭であれば、入院生活にも華を添えることができます。

胡蝶蘭

4.胡蝶蘭の花束を贈る際の注意点

胡蝶蘭の花束は、お手入れが難しいわけではないですが、それでも贈る際には注意しておきたい点がいくつかあります。

4-1.贈られる相手の環境に配慮する

花束を贈る際には、まず相手の環境に配慮する必要があります。普段からあまりお花に触れる機会が少ない方であれば、花瓶を持っていないかもしれません。また、胡蝶蘭をどのようにお手入れすれば良いかわからない方も多いでしょう。

お祝いの気持ちを込めて贈った花束が、かえって迷惑になることは避けたいです。例えば、独身の男性だと花瓶などを持っていない可能性もあります。そのような場合は、プリザーブドフラワーにするなど、相手の環境を配慮することが大切です。

4-2.色に気をつける

胡蝶蘭にはさまざまな色があります。そのため、贈るシーンによっては色に気をつけなければなりません。

例えば、お見舞いの際に胡蝶蘭を贈る場合には、白い胡蝶蘭は避けた方がいいでしょう。なぜなら、白い胡蝶蘭はお供えのお花として用いられることが多いため、一般的にお供えのイメージが強いからです。お見舞いの贈り物としては、白の胡蝶蘭は避け他の色を選ぶようにしましょう。

4-3.花束の持ち込みは可能か確認しておく

お花を贈る際には、持ち込みしても大丈夫かどうか確認が必要な場面があります。それは、病院や介護施設などにお見舞いに行く際です。花粉や匂いが少ない胡蝶蘭ですが、感染症予防のため生花を禁止にしていたり、花瓶やお手入れが必要となるためお花の差し入れをお断りしていたりすることがあります。このような場合は、もちろん花束を持ち込むことはできません。

お花を贈る際は、贈る方がいる場所によっては、確認が必要となるため注意しましょう。

お見舞い

5.胡蝶蘭の花束の相場

胡蝶蘭の花束の相場は、お店によって異なるだけでなく、大きさや色によっても違いがあります。平均では3000円ほどですが、他のお花に比べると胡蝶蘭の価格は高い傾向にあります。お花の数が40輪ほどだと、5000円ほどの相場です。予算オーバーにならないために、事前に予算を伝えて花束を作ってもらうと安心です。

6.胡蝶蘭の花束を作ってもらう際に伝えておくべきポイント

胡蝶蘭だけに限ったことではありませんが、花束を作ってもらう際にはポイントをいくつか伝えておくことで、理想の花束を作ってもらうことができます。贈る相手や場面など、必要な情報はしっかりと伝えておくようにしましょう。

6-1.花束を贈るシーン

胡蝶蘭で花束を作ってもらう際には、予算だけでなく、贈るシーンについても伝えることが大切です。なぜなら、お祝いやお見舞い、ビジネスシーンなど、場面によって組み合わせやラッピングの色が変わるためです。しっかりと伝えることで、シーンに応じた花束を作ってもらうことができます。

6-2.花束のメインカラー

花束を作ってもらう際には、色もお任せすることが可能です。しかし、せっかく贈るのであれば、贈りたい花束の色を事前に伝えておくと良いでしょう。贈る相手の好みや花言葉など、それぞれに適した色があります。

赤系 豪華なだけでなく力強いイメージ。お祝いや還暦祝いなどに特におすすめです。
ピンク系 可憐で優しいイメージ。贈る相手がどんな方でも失礼ではありません。
オレンジ系 明るいイメージのビタミンカラー。お見舞いなど元気になってほしい時にも使えます。
白系 優しく清楚なイメージ。冠婚葬祭に適した色です。
紫系 優雅で気品あふれるイメージ。古希のお祝いなどに適しています。

7.胡蝶蘭の花束を長持ちさせるためのお手入れ

胡蝶蘭の花束をもらった場合、長持ちさせるために必要なお手入れ方法があります。そこまで難しいお手入れではありません。せっかくいただいた胡蝶蘭をできるだけ長く楽しむため、しっかりとお手入れをしてあげましょう。

7-1.生ける前に「水揚げ」をする

まず花瓶に行ける前に、水揚げという作業を行います。水揚げは、お花に十分な水を吸わす作業です。

水揚げをする理由

本来お花は、根っこから水分を吸い上げていますが、切花の場合は茎の切り口から吸い上げなければなりません。花束にしていると長時間水分が足りていた状態となり、茎がしんなりとなってしまいます。そのため、一度花瓶に移す前には水揚げをする必要があります。

水揚げの手順

水揚げの方法はいくつかありますが、基本的には水切りという方法を行います。水切りは水の中で茎を斜めに切る方法です。水切りを行う際には清潔なハサミを使用するようにしてください。

しかし、胡蝶蘭は茎が固いため、水切りを行うことが難しいです。そのため、茎の切り口を焼く燃焼法と呼ばれる水揚げ方法がおすすめです。

7-2.水は毎日換える

胡蝶蘭を花瓶に移したら、お水は毎日換えるようにしましょう。お水の汚れは、雑菌の繁殖につながります。雑菌が繁殖してしまうと、切り花が痛みやすくなるため、毎日お水を換える必要があります。

胡蝶蘭

まとめ

胡蝶蘭を贈る際には、 一般的な鉢植えタイプではなく花束にすることで珍しく特別な贈り物となります。華やかな胡蝶蘭の花束はさまざまなシーンで贈ることが可能です。少し値は張りますが、大切な贈り物には胡蝶蘭の花束がおすすめです。