リニューアルや改装祝いに贈る花はどんなお花がおすすめ?贈るときの注意点なども解説

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リニューアルや改装のお祝いは、開店祝いほど盛大に祝うことはありませんが、改装した店舗にとっては新たなスタートとなる大切な出来事です。そんなリニューアルオープンや改装のお祝いにはお花を贈るのがおすすめです。

お祝いの気持ちを届けるとともに、お店のリニューアルを周囲にアピールすることもできるので、華やかなお花を選ぶようにしましょう。

今回は、リニューアルオープンや改装祝いに贈るおすすめのお花と予算の目安、贈るタイミングの他に、注意点などをご紹介します。

1.リニューアル・改装祝いに贈るお花のおすすめと予算の目安

リニューアルや改装祝いに贈るおすすめのお花は、店舗内で飾ることのできるものだけでなく、店舗の外に飾るタイプのものまでさまざまあります。また、店舗の大きさや改装の度合いによっても予算の目安が異なります。

ここでは、おすすめのお花と予算の目安をご紹介するので、リニューアルや改装祝いにお花を贈ることを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

1-1.胡蝶蘭

リニューアルや改装祝いのお花には胡蝶蘭がおすすめです。ビジネスシーンでもプライベートでも親しまれており、お祝いの定番となるお花です。存在感があるだけでなく、華やかな雰囲気を演出してくれます。お花のサイズも卓上に置ける小さいタイプの「ミディ胡蝶蘭」から、大きなインパクトを与える「5本立て」や「7本立て」などの胡蝶蘭もあり、幅広いシーンで使い分けができるお花でもあります。

また、色も豊富にあり、定番色である白やピンク以外にもさまざまあるため、予算や好み、贈る方の好きな色などに合わせて選ぶことが可能です。さらに、お手入れも難しくなく、花もちがとても良いため、長い間楽しむことができます。贈り先の店舗の大きさや改装具合によっても変わりますが、20,000円〜50,000円ほどと少し高めの予算です。

胡蝶蘭 贈り物

1-2.スタンド花

スタンド花とは、スタンドと呼ばれる脚の上に、お花を乗せたものです。ある程度の大きさと高さがあるため、非常にインパクトを与えます。そのため、目を引くお花で周囲に対して、リニューアルや改装したことをお知らせすることもできる種類です。一般的にはスタンド花は、お店の外に飾られた後は、お花屋さんが全て回収してくれるため、贈り先に対して手間や負担を与えません。

ただし、大きくて場所を取るため、店舗の大きさによっては置き場所に困ることも考えられます。贈る際には一度、置き場所があるかどうかを確認してから手配すると良いでしょう。予算は、スタンドの上に乗せるお花の種類や2段のものなどによっても異なりますが、20,000〜50,000円ほどとなっています。

スタンド花

1-3.フラワーアレンジメント(生花)

フラワーアレンジメントには生花タイプとプリザーブドフラワーの2種類があります。生花のフラワーアレンジメントは、生花特有の美しさがあり、花の種類も豊富です。リニューアルや改装祝いで贈る際には、店舗の大きさもあまり気にしなくても良いので贈りやすいのがフラワーアレンジメントです。そのため、上品なお花を贈りたい場合やコンパクトなお祝いを贈りたい方におすすめの種類です。

生花のフラワーアレンジメントの予算の目安は、4,000〜15,000円ほどです。手頃な値段から高価のものまで幅広く、ボリュームのあるフラワーアレンジメントや、関係性が深い方へ贈る際には高額になる場合があります。

生花のフラワーアレンジメントは特有の美しさがありますが、お手入れをする必要があり、こまめに水を換えなければなりません。リニューアルや改装祝いには、他の方からもお祝いのお花を受け取る可能性があり、逆に負担になってしまう可能性も考えられます。その点にも注意して選択するようにしましょう。

フラワーアレンジメント

1-4.フラワーアレンジメント(プリザーブドフラワー)

フラワーアレンジメントの中でも人気のあるプリザーブドフラワーは、特殊な加工を施しているため、お手入れが全く必要ありません。そのため、贈った方に長い時間楽しんでもらえるお花です。お花の種類も多いだけでなく、特殊な色やスタイルなども豊富にあるため、贈る方の好みに合わせてアレンジもできます。

プリザーブドフラワーの予算の目安は、4,000〜15,000円ほどです。生花のフラワーアレンジメントと同様に、さまざまな種類があるため幅広い価格帯となっています。また高額なものになると、大きめのボックスフラワータイプになるため、壁に飾ることも可能です。そのため、改装した新たな店舗にずっと置いておけるなど、手間をかけずに長く楽しんでもらえます。

プリザーブドフラワー

2.リニューアル、改装祝いにNGのお花

リニューアルや改装祝いを贈る際には、香りの強いお花や花粉の多いお花は避けるようにしましょう。相手先が、飲食店や医療機関などの場合は特に注意が必要です。

また、ドッグランがあるなどの動物が行き来するようなお店の場合は、チューリップなどのユリ科、パンジーなどのスミレ科などは避けるようにしましょう。犬や猫などが中毒症状を引き起こしてしまう危険な花は思っている以上に多くあります。

さらに、アパレル関係のお店の場合、衣服につく可能性が高いユリなどの花粉があるものには特に注意してください。

どのようなお花を贈ればいいのか迷った際は、香りや花粉が少ない「胡蝶蘭」を選択することをおすすめします。胡蝶蘭には香りや花粉が少ないだけでなく、毒性もありません。もしも、猫や犬が食べてしまうことがあっても心配ないので安心です。

3.リニューアル・改装祝いを贈る場所・タイミング

リニューアルや改装祝いを贈る場合は、新たに営業する1週間前〜当日までにはお店へ届くように手配しましょう。リニューアルオープン直後は忙しいため、相手に手間をかけてしまいます。また、生花を贈る際には、不在で受け取りができない時があることも考えられます。いつ贈っても大丈夫かを事前に相談しておくのも良いでしょう。

ただし、贈り先がお花の受け取りを辞退している場合も少なくありません。このような場合を想定して、事前に贈り先へ確認しておくと安心です。

4.立て札の書き方や注意点

リニューアルや改装祝いにお花を贈る際には、立て札をつけて贈るのがマナーです。立て札は、木製の札で、誰から贈られたお花かすぐに分かるようにする役割があります。また、取引先などのお付き合いがある贈り先であれば、アピールにもなるでしょう。

4-1.立て札の書き方

立て札には、「御祝」「祝 リニューアルオープン」「祝 新装開店」などの文言と贈り主の名前、贈り先名前を記載します。

贈り主の名前は連名でも可能ですが、3名以上になると文字が小さくなることが多いです。その際は、「〇〇一同」などとまとめると良いでしょう。

4-2.メッセージカードを添えて贈るのもおすすめ

贈る相手が親しいのであれば、メッセージカードを添えて贈るのもおすすめです。立て札やお花だけではなく、さらにお祝いの気持ちが伝わります。ただし、あまり長文になりすぎないように注意して書くことが望ましいです。

また、火事や失敗などを連想するような縁起の悪い「忌み言葉」は避けるようにしましょう。「燃える」「焼ける」「負ける」「破れる」などは、文脈に関係なく使用はしないでください。

立て札

まとめ

リニューアルや改装祝いは、贈る相手にとって、気持ちも新たに再出発する大きな出来事です。お祝いの気持ちを込めた素敵なお花をお贈りして、益々のご発展をお祈りしましょう。親しい間柄でも、ビジネスの間柄でも基本的なマナーをしっかりと押さえておくことが大切です。